予防接種(当院で接種可能なワクチン)
予防接種について
一人一人に合わせた予防接種を!
予防接種は、体質や体調によっては十分な効果を発揮できない場合があります。一般的なワクチンの接種スケジュールもありますが、予防接種の当日になっていざ!とおもった時にお子さまの急な発熱や体調不良はよくあることです。予防接種はこの時期に打たないといけないというわけではなく、接種できなかった場合に別の日程を考えることやお子様の体質など様々な要因から接種に適した時期を検討することが大切です。当院 ではお子さまの発達・発育の様子を見ながら予防接種のご相談や計画を行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。予防接種価格表(2021年1月現在)
https://park.paa.jp/park2/clinics/2295
上記時間帯以外でも平日午前中、土曜日午前中の通常の診療時間の中でも対応していますのでご相談ください。 その場合の予防接種と乳児健診は事前に予約が必要となります。 予約連絡先:03-3373-4109当院で予防接種を受ける方へ
☆当日の持ち物 ・母子手帳 ・保険証 ・医療証 ・予診票 ・診察券(お持ちであれば) ※予診票は出来る範囲で事前記入をお願いします。体温は診察前に計測いたします。 ☆予防接種前の1時間以内は授乳を出来るだけお控えください。 やむを得ず直前に授乳された場合は、ご相談下さいませ。 ☆接種前にご確認して頂きたいこと ・現在風邪等の症状がない(軽度の鼻水や咳の場合は医師の判断で接種させて頂きます) ・体温は37.5度未満である ・最近かかった病気はない(麻疹後は4週間、水痘・おたふく・風疹後は2~3週間、風邪を含むその他の感染症は解熱してから1~2週間は間隔を空ける必要があります) ・最近予防接種をしていない(生ワクチンは4週間、不活化ワクチンは1週間間隔を空ける必要があります) →上記を確認して頂き、1つでも条件が合わない時は当日接種が出来ないことがあります。 何かご不明点がございましたらお電話等で予約日変更等お気軽にご相談くださいませ。当日の診察の流れ
☆当日の診察の流れ 体温測定→医師診察・問診→予防接種実施→急な反応がないか院内待機(15分程度) 予防接種後、アレルギー症状の出現がないか確認のため院内で待機して頂きますのでお時間に余裕をもってお越し下さいませ。 〇皆様にご利用して頂きやすくするため、2020年4月から、予防接種の予約制度が変わりました。 予防接種や健診にいらした方が、なるべく風邪の方と接触を少なくスムーズにご案内できるよう、時間予約をとれるようになっています。 混雑状況により、多少時間が前後する可能性はございますがご了承ください。 予防接種・健診の時間予約枠: 14時30分~、14時45分~、15時00分~ 一般診療時間に予防接種や健診を受ける場合: 午前診療 9時~、10時~、10時30分~、11時~、11時30分~ 午後診療 16時30分~、17時00分~ ※午前9時30分枠は、一般診療が混雑することが多いため設けておりません。予防接種スケジュールをたてるために考えること
1. 罹った時の重症度 2. 周りでの感染症発生状況 3. 接種可能な最適年齢
・乳児早期のワクチンスケジュール
- 生後2 カ月齢からの接種開始が理想的です。
- 先までのスケジュールを細かく決めてしまう方法もありますが、忙しい子育て世代ではそこまで決められない家庭もあるかと思います。 そういった方にはまず受診して接種を済ませ、その際に次回接種するワクチンを分かりやすいようお話しさせて頂きます。
- 信頼して相談できる医療機関(スタッフ)を作ることが大切です。
・当院の予防接種のスケジュールの一例
~0歳の時に接種するワクチン~


・接種忘れや間隔が空いてしまった時は・・
- ワクチンは、規定回数の接種を受けることが有効性の観点からは何よりも大切です。
- しばらく間隔が開いてしまった場合でも、遅くはないので、医療機関に相談してください。
- 不活化ワクチンの追加免疫は、少々間隔が空いてしまっても忘れずに実施しておくことが大切です。
・複数ワクチンの同時接種も推奨しています
子供の受けるワクチンには以下の特徴があります。 *任意接種、定期接種の区別なく、重症なもの、流行しているVPD(ワクチンで防げる病気)を優先し、必要性の高いものは、月齢に達すればすぐに接種することが奨められる。 *日本では、生ワクチン(BCG、ロタウイルスなど)接種後は、次にワクチンを接種できるようになるまで4 週間かかる。 *ワクチンの種類が多く、子供を何回も通院させて頑張ってもらう必要がある。 従って、当院では同時接種を積極的に行っていきます。 同時接種の利点として- 適切な時期に接種を可能とし、予防効果が上がる
- 医療機関への受診回数を減らせる
- 接種に費やす保護者の時間、手間、費用が節約できる
- 各ワクチンのやり残しを防げる
- ワクチンの接種間違いを減らせる
・注意点

編著 副院長 木村絢子