院内感染対策
患者様へのお願い
・マスクを出来る年齢の方は、不織布マスクを着用の上、ご受診ください。
当院では、ご年配の方や、持病を持っている患者様、感冒症状のある方も多いためマスク着用を強く推奨しております。
どうしてもマスク着用をご希望されない場合は、当院は感冒症状の方も来院する医療機関ですので、院内感染防止の為の防護体制(スタッフの個人用防護具(PPE))を通常以上に取った上で診察を行います。そのため、各種検査・処置等を行わない場合であっても「院内トリアージ実施料(300点)(3割負担で900円)」が通常の診療料に加えて算定されます。予めご了承ください。また、お咳やくしゃみなどの感冒症状が出る場合は、院内ではなく、廊下などにご案内しての対応になります。
2023年3月13日から、着用は個人の判断に委ねられているものの下記のように厚生労働省の指針が出ております。
<医療機関や高齢者施設などの対応>
○高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。
※マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。
・手指消毒にご協力ください。
当院では、換気、消毒、スタッフの手洗い、せきエチケットを励行しております。
Web問診(下記)、予約優先制は概ね安定的に運用できるようになり、院内滞在時間はコロナ前に比べて大幅に減らすことができました。
また、空気清浄機、加湿器を複数台設置しており、感染対策のため待合室や診療室の玩具を撤去させて頂いております。。
そして院長、副院長を含めスタッフ共々、医療従事者として新型コロナワクチンを全員が接種完了(3回以上)しております。
また、現在までCOVID-19の猛威のなかでもコロナに伴う臨時休診をすることはなく、診療を継続できております。(2022年11月現在)。
更に、当院では、「3つの密」をできるだけ避けるための対策をとっております。
①換気の悪い密閉空間
②人が密集する場所
③密接した近距離での会話
①

屋内の閉鎖空間でリスクが高まるものの
逆に換気をすれば感染が成立しづらくなるということを踏まえ
現段階でも換気を励行しておりますが、2020.3.7からは常時窓を開けて換気した状態にして、
なるべく開放空間に近い状態にしております。
(当院は、待合室、処置室、耳鼻科診察室、小児科診察室を含めて窓に面しております。)
それに伴い、気象条件によっては寒さや暑さを感じたり、
花粉症の方にとっては一部快適性が損われる可能性もございますが、
皆様にとってもその方が安心して受診頂けると考えております。
(耳鼻科診察室においては、診察の際にも診察上問題なければ、特にコートを含めた上着を脱ぐ必要はございません(寒い季節の時)。)
②

椅子を半分ほどに減らし、席と席の間の空間を広げ他人との距離を適切に取るよう求める取り組み(ソーシャル・ディスタンス)を始めました。
アイチケットによる予約システムを活用(予約優先制)
予約を予め取って頂くと、院内での待ち時間が少なくて済みます。
予約制なので混雑は少ないですが、もし待ち時間がかなり長くなる場合には、一旦外出頂くことも可能です。
更に、患者様の院内滞在時間を短くできるように
2020.9.3からWEB問診(シムビュー)を導入しております。
WEB問診とは?
これまで来院してからご記入いただいていた紙の問診票を、来院前に自宅からでもご自身のスマホで入力できるようにしたWEBサービスです。(パソコンでも入力できます)
質問項目がやや多いのですが、患者様の院内滞在時間を短くできますし、院内感染対策ひいては患者様の安全につながります。是非ご利用ください。
また、当院では発熱がある方や必要と考えた場合は隔離室にご案内させて頂くことがあります。
発熱、強いだるさや息苦しさの症状・咳がある患者さまへ
上記に当てはまる方はリンク先のページもご参照頂けましたら幸いです。
③

受付のカウンターには、ビニールフィルムシートがかかっております。
また、当院医療スタッフは全員がマスクを着用しております。
更に患者様もマスクをしていれば、通常接している分には
万が一後で感染者が判明した時でもリスクはかなり低くなると考えられております。
そして、当院スタッフは1日2回検温して体調管理に務めております。
(耳鼻咽喉科関連の処置について)
・一部の処置(咽頭処置など)や耳鼻咽喉科の上気道に対するネブライザーは飛沫の発生を未然に防ぐために、原則中止させて頂きます。(患者様の希望があれば行います)
(今後時期を見て再開していきます。)
・例外として、鼻を自分でかむことができない小さなお子様は、なるべく処置を行っていきます。(患者様、患者様ご家族が希望されない場合は行いません。)
・更に、大量のエアロゾルが発生しやすい状況では(例えば、迅速検査や内視鏡(ファイバー)検査を行う際などに)、個人防護具(N95マスク、ゴーグル/アイシールド、ガウン、手袋)を医療スタッフが装着する場合があります。
何卒ご了承の上、ご理解賜りましたら幸いです。
また、昨今受診したくても医療機関におかかりになることが御心配な妊婦の方もいらっしゃることと思います。このような社会情勢の中、当院としても、妊婦の方を支えることは社会のためにも大切なことと考えております。
感冒症状がない妊婦の方には、安心して受診頂けるように専用の耳鼻科外来枠を設けております。
月曜・火曜・木曜・金曜15:00(もしくは14:45)
新型コロナウイルス(COVID-19)で厳しい社会情勢ではありますが、
当院も皆さまと共にその中でできることを行い、一緒に乗り越えていけたらと思いますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(新型コロナウイルス(COVID-19)自体に対しては当院では検査を行うことはできません。また、当院ではレントゲンがないため、肺炎の診断はできません。)



実は当院ではインスタグラムを開設しました。院内感染対策の取り組みも含めて画像でアップしております。是非ご覧ください。
編著 院⻑ 木村暁弘