とびひ
とびひ(伝染性膿痂疹)
とびひ(伝染性膿痂疹)について
- とびひとは
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すり傷や虫刺され、あせも、湿疹などに化膿菌が入り込んで水ぶくれができます。これを掻き壊した手でほかの場所を掻くと、そこにまた水ぶくれが「とびひ」します。夏に多い病気です。赤ちゃんや子どもによくみられます。鼻の穴を頻繁に触ることで鼻の周囲にできることもあります。
とびひの原因菌となるのは主に、黄色ブドウ球菌や溶血性レンサ球菌という種類の細菌です。これらの細菌はめずらしい存在ではなく、健康な人の皮膚上や鼻の中、のどなどによくいる「常在菌」と呼ばれる菌です。皮膚にできた小さなキズから入り込んだとき、とびひを起こす原因となります。
- 家庭で気をつけること
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お風呂:シャワーで石鹸を使って体のよごれを洗い流し、その後軟膏を塗ってください。
手を洗う:爪は短く切り、毎日何度も石鹸で手を洗いましょう。
プール:とびひが乾いて固まるまでは入らないようにしましょう。
<監修者情報>
木村 絢子 副院⻑
平成19 年東京慈恵会医科大学卒業。研修医としてプライマリーケアを学び、小児科全般の治療に従事。その後、同大学医学部附属第三病院にて病棟⻑として勤務。小児科疾患以外にも、日本アレルギー学会アレルギー専門医として、小児アレルギー疾患を得意とし、お子さま
の健やかな成⻑を医療を通じて⾒守る医師として活躍。
日本小児科学会認定小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医