水痘(水ぼうそう)|渋谷区代々木の南新宿クリニック耳鼻科・小児科

土日も診療。子育て中のお父さん、お母さんをも含めてサポートできる耳鼻科・小児科 南新宿クリニック。

水痘(水ぼうそう)

水ぼうそう

水痘(水ぼうそう)とは

 水を持った赤発疹が頭の中から陰部も含めて全身にでます。口のなかに出ることもあります。発熱が伴うこともあります。発疹は2~3日でピークとなり、その後乾いて黒いかさぶたになります。平均して1週間くらいで良くなります。
 水痘の感染力は極めて強く、空気(飛沫核)感染、飛沫感染、接触感染によって鼻やのどから侵入し、通常は2週間前後(10~21日)の潜伏期間を経て発病すると言われています。



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水痘(水ぼうそう)の治療

 ウィルスによるものなので、自然に良くなります。かゆみ止めの塗り薬と飲み薬を処方します。化膿したときは抗菌薬入りの軟膏や飲み薬を処方します。症状によっては抗ウィルス薬を処方することもあります。  ・ひっかいて掻き壊さないように爪は短くしておきましょう
 ・入浴:熱がなく元気であれば入って良いです。汗を流しておくほうが、かゆみを予防できる可能性があります。

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早めにまた受診したほうがいいとき

① 発疹が赤く腫れて化膿したとき

② ぼんやり、ぐったりしていて元気がないとき

③ 3日以上熱が続くとき

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外出や登園について

 みずぼうそうは感染力が強く、学校保健安全法により第2種感染症に定められています。そのため、発疹のすべてがかさぶたになるまで、「出席停止」となります。

 1週間くらいたって、発疹がすべてかさぶたになったら、もう一度受診ください。治癒証明書を求められことが多いため、通っている施設にご確認ください。

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予防注射

 兄弟や両親にうつるのを防ぐため、急いで予防注射をするという方法もあります。注射のタイミングや予防効果については主治医にご相談ください。

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関連する病気・症状

・肌荒れ

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<監修者情報>

木村 絢子 副院⻑

平成19 年東京慈恵会医科大学卒業。研修医としてプライマリーケアを学び、小児科全般の治療に従事。その後、同大学医学部附属第三病院にて病棟⻑として勤務。小児科疾患以外にも、日本アレルギー学会アレルギー専門医として、小児アレルギー疾患を得意とし、お子さま の健やかな成⻑を医療を通じて⾒守る医師として活躍。
日本小児科学会認定小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医