ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナについて
- どんな病気
38~40℃の高い熱が2~3日続き、のどの奥に小さな水ぶくれができる病気です。のどが痛いため、食べられなくなります。ひどいときは水分も取れなくなり、脱水症になることがあります。
乳幼児に多く見られる夏風邪の代表的なウイルス性の感染症です。ウイルスの型がいくつかあるので、何度もかかってしまうこともあります。まれに大人も発症します。主に便を介した接触感染と、ツバから感染する飛沫感染によって感染します。潜伏期間は2~4日です。
- 治療
特別な治療はありません。安静にして自然に回復するのを待ちます。 水分:こまめに水分補給をしましょう。すっぱい果物のジュースなどはしみて飲みにくいことが多いです。
食べ物:口の中が痛いときは噛まずに飲み込めるものや、しみないものを与えましょう。
冷めたおじや、豆腐、冷めたグラタン、プリン、ゼリー、アイスクリームなどは食べやすいです。
入浴:熱がなくなって元気になったら入って良いです。
編著 副院長 木村絢子