みずぼうそう(水痘)ワクチン(生)
- みずぼうそう(水痘)とは
- 水痘帯状疱疹ウイルスの感染により、熱が出て、かゆみのある虫さされのような赤い発疹が出て、水ぶくれになり全身に広がります。7日程度でかさぶたになります。脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染症があり、死亡や入院することもあります。生ワクチンが存在する麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜの中で死亡者数が2004年以降ワースト1位となっているのが水痘です。
- 接種時期と回数
- 全2回
1歳から。
(1回目から3ヵ月以上たったら2回目を受けると、しっかりと免疫がつきます。)
2014年10月から水痘ワクチンが定期接種になりました。1歳~2 歳を対象に、標準的には6か月から1年の間隔(最短は3か月)で2回接種となります。また平成26年度のみの経過措置として3歳と4歳の児へのキャッチアップ接種も予定されています。
(罹患した児や任意で接種を受けた児は対象から外れます。)
<監修者情報>
木村 絢子 副院⻑
平成19 年東京慈恵会医科大学卒業。研修医としてプライマリーケアを学び、小児科全般の治療に従事。その後、同大学医学部附属第三病院にて病棟⻑として勤務。小児科疾患以外にも、日本アレルギー学会アレルギー専門医として、小児アレルギー疾患を得意とし、お子さま
の健やかな成⻑を医療を通じて⾒守る医師として活躍。
日本小児科学会認定小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医